『生活習慣病』は、食事や飲酒、喫煙などの生活習慣と体質があわさって発症します。たとえば、両親ともに「高血圧」の子供が「高血圧」の確率は50%、人は生まれながらにして『生活習慣病』のなりやすさが決まっていると言われています。遺伝子を調べることで『生活習慣病』を予防する、これからの時代の『生活習慣病』治療です。
肥満になると、高血圧・脂質異常症・糖尿病など『生活習慣病』の発症リスクが高まります。内臓の周りに脂肪がつく「内臓脂肪型」と下半身に脂肪がつく「皮下脂肪型」があり、腹囲が男性85㎝以上、女性90㎝以上ならば、メタボリックシンドロームにつながるおそれがあります。誰もが加齢とともに脂肪がつきやすくなりますが、遺伝性を調べることで、早くから肥満が予防できます。
BMI | 18.5未満 | 18.5〜25未満 | 25〜30未満 | 30〜35未満 | 35〜40未満 | 40以上 |
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肥満度 | 低体重 | 正常 | 肥満度1 | 肥満度2 | 肥満度3 | 肥満度4 |
「内臓脂肪型」肥満の方が、高血圧・脂質異常症・糖尿病のうち、2つ以上にかかっている状態です。初めは自覚症状がありませんが、放っておくと「生活習慣病」が進行して、心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。メタボリックシンドロームが気になる方、肥満気味の方におすすめの検査です。
糖尿病は、食生活や運動など生活習慣に原因があることが多く、遺伝性も高いとされています。成人日本人の4人に1人は、糖尿病もしくは予備軍と言われ、ご家族に糖尿病の方がいらっしゃらなくても、注意が必要です。
両親ともに高血圧の場合は約50%、父親か母親どちらかが高血圧の場合は約30%が高血圧であるというデータがあります。塩分の多い食生活、ストレス、運動不足など血圧をあげる要素が多いと、若いうちから血圧は高くなります。早い段階でチェックすることで、ライフスタイルの見直しがはかれます。
心筋梗塞は40代以上の3大死因のひとつ。肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病の「生活習慣病」があると、動脈硬化が進行し、心臓の血管までも詰まらせてしまうのです。また、平均睡眠時間が5時間の方は、8時間の方に比べて、心筋梗塞の発症リスクが1.8倍も高まるという研究もあります。心筋梗塞のリスクを知ることで、生活習慣を改善しましょう。
『ジェノマーカー』について説明します。遺伝子情報などの個人情報は厳重に扱います。検査にご理解いただきましたら同意書にご署名を頂きます。
採血をします。すべての項目を検査するのに必要な血液は、たった1mlです。
2週間後に、糖尿病専門医が結果を説明します。発症のリスクが5段階で示された検査結果の小冊子をお渡し、これからの生活習慣のアドバイスや治療など、おひとりおひとりに合わせた診察をおこないます。
予約はいりません。『生活習慣病』のリスクが気になったら、いつでもご相談ください。
1項目2.5万から、詳細はお問い合わせください。
遺伝子は一生変わることがないので、1項目1回のみの検査で調べられます。検査を
受けるのが若ければ若いほど、早い段階での生活改善が望めます。